A CDR broke my itunes library!

　今日の夕方、あるメーカーから届いたサンプルのCDRをCDプレイヤーに入れると、回転しているのに音がしない。なぜだろう？　プレイヤーを見ると、1トラックが60分以上もある。多分これは音楽CDではなくデータCDか何かだな？と思い、マックに突っ込むと案の定itunesが立ち上がった。だが、プレイボタンを押すと、反応がすごく遅く、ウイーンウイーンカクカクとCDのヘッドが妙な動きをしている。これって変じゃない？　イヤな予感がしたので、すぐに停止ボタンを押したが、なかなか止まらず、10秒ほどたってやっと音が止まった。一旦itunesに読み込んでAACファイルにしてみようと思うと、なぜかitunesに読み込みボタンが表示されていない。こりゃ触らぬ神に祟りなしと、イジェクトボタンを押すが、ウイーンウイーンと回転が始まり、なかなか取り出せない。しばらくしてやっとCDRが出てきたので、itunesで別の音楽を聞こうと思ったら、itunes上から8958曲、58ギガの曲が全て消えていた。
　エ〜！　あわてずにハードディスクのミュージックフォルダを見ると、音楽ファイルは全て残っているようだ。フー！良かった！　どうやらitunesの曲名やアルバムやランク付けなどを管理するituneslibraryというファイルが壊れてしまったらしい。ビックリした！　CDから読み込んだファイルはまた読み込めばイイだけだが、インタビューした音声ファイルやフィールド録音などのwavファイルが消えるのは痛い。外付けハードディスクを繋ぐと、さいわいバックアップが取ってあったので一時間ほどで復旧させた。
　毎日色んなメーカーからサンプルのCDRが送られてくるけど、サンプルがカセットからCDRに変わって、音楽を聞くのがプレイヤーからコンピュータに変わった瞬間から、いつかこういうことが起こるのではないかと思っていた。問題のCDRは送ってきたメーカーに送り返すつもりだが、送られてきたのは僕だけじゃないはず。今頃、他のライターやプレス関係者も同じ目に遭ってたりして....? バックアップをまめにしておいて良かった。