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インド映画SWADES

インド映画SWADES_c0008520_14594035.jpgとりあえずあけましておめでとうございます。毎日ヨガやって街歩きして仕立て屋でスーツを作ったり、宝石屋で銀製品を買ったりして、原稿はまったく進みません、、、インド映画第二弾はまたまたシャールク・カーンのスワデーシュです。
シャールクはアメリカのnasaで働いているインド系のロケット学者で、長年の悲願だった気象ロケットの打ち上げを前に、インドにいる乳母に会いに数十年ぶりにインドをたずね、乳母を探してウッタルプラデシュ州の田舎に赴く。
しょっちゅう停電してるようなド田舎で、村に一軒しかない学校も生徒がカースト制の影響で揃わない。(バラモンは子どもが他の階級の子どもと交わると汚れると思っていて、アウトカーストは子どもがいじめられるから)そこでシャールクが水力発電を作って村に電気を行き渡らせようとし、村がカーストや慣習を超えて初めて一丸となって工事して電気がもたらされる。そうこうしてるうちにシャールクはナサから呼び出され、アメリカに帰ることになる。


インド映画SWADES_c0008520_15132527.jpgロケットの打ち上げを成功させ、アメリカのエリートの生活に戻るが、日々の端々にインドの田舎の風景や出会った人々、恋仲になった学校の先生を思い出し、最後にナサの仕事を捨ててインドに帰る。
最新のキャンピングカーで出かけ、最初はミネラルウォーターを飲んでいたシャールクが村の生活に触れるに従い、電車の駅の水売りの少年から1ルピーで水道水を買って飲むんだけど、その瞬間が泣けるのよ。アメリカに戻って思い出すインドの風景も。オレ自身、インド人じゃないけど、東京にいながらもインドの風景を思い出すから毎年こうして足を運んでるんだな。

by salamunagami | 2005-01-01 14:55 | エキゾ映画  

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