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3.11 Sun. Move to Delhi

3.11 Sun. Move to Delhi_c0008520_20171521.jpg3月11日日曜
デリーに移動

11時過ぎにマリーノエルと別れの挨拶。「今度はどこで会えるかしら。ヨーロッパかしら、日本かしら? また会いましょう」
11時半きっかりにコールタクシーが迎えに来た。ジャイプル中心に向かい、アールヤニワースの奥のシンディーキャンプバス停まで45分。メーターを使ってなんと175ルピーだった。リキシャの連中ボリやがって! もう使ってやんねえぞ! 
日曜のお昼時で長距離バス停はずいぶん混んでいる。ラージャスターン政府のバスチケット売り場も並んでいる。普段はがらがらなのに。1時のvolvoにのろうとしたら、既に満席、その後の2時のvolvoも満席と言われる。しかし、急遽追加のバスが一時25分に出ることになって、それはエアコン無しらしい。この際我慢しよう。エアコンが必要なのは夕方4時くらいまでだから。
横入りしてくる若者に「お前は後ろへ行け」と言って列から閉め出すと「友達の分を買うんだ」と文句を色々言ってくる。そこで必殺のキメ文句「神様は今もお前を見ているぞ!」というとコイツは列の後ろに並び直した。二人で800ルピー、ボルボの半額のチケットをやっと手に入れ、プラットホームに陣取る。ふ〜インドの移動はやっぱり大変だ。日曜は予約しないとね。
一緒に行くはずのパルヴィーンに電話し、1時25分のバスだと伝えると「クンダの近くに来たら電話して」と言われる。バスは1時40分に出発し、市内をとろとろと巡回し、クンダに着いたのは二時過ぎ。なんだ宿を出てすでに3時間近く経ってるぞ! クンダでは見送りに来ていたイリヤスと別れの挨拶を交わし、パルヴィーンがバスに乗ってくる。

インド人と一緒の長距離移動は初めてだ。途中の道の駅で降りて、彼女を見ていると、僕達が外国人だから、物売りたちに押し売りされたり、値段をふっかけられたりするわけではなく、彼らはパルヴィーンにも強引にいろいろ勧めている。

3.11 Sun. Move to Delhi_c0008520_20174718.jpgバスがグルガオンに入ったのは7時前、まだ1時間はフルにかかるだろう。ビカネールハウスに着いたのは8時前。もう既に真っ暗だ。デリーの夜は肌寒い。そこでパルヴィーンがリキシャを交渉してくれた。カイラーシュ・コロニーまで200ルピーだと言う。ちょっと高い気もするが荷物も多いし、三人だしOKしよう。
 荷物を詰め込み、三人で後ろ座席に無理矢理乗り込む。道路に出るとすぐに男が一人運転手に話しかけ、前部座席に腰掛けた。「お前何やってるんだよ。関係ないだろ!降りろよ!」と自然に日本語が出てしまう。運転手は急に日本人が日本語で怒りだしたので、ビックリしている。男は僕が怒っているので、さすがに席から降りて、道路に去っていった。英語で「オレは200ルピー払っているんだ。お前はお前の仕事をしろ!」と大声で怒ると、運転手とパルヴィーンがビビってしまった。妻には「なんでもっと穏やかな言い方が出来ないの? あんなに怒る必要ないでしょう!」と怒られたが、オレは駅や長距離バス停などの近くにいるこういう輩に何度ウンザリさせられたかわからないから、自然とこういう態度を経験則から取ってしまうのだ。「安いホテルを紹介する」「宝石は、絨毯は要らないか」「日本人、僕には日本にとても良い友達がいる」。7時間のバス移動の後にそんなゴミのような輩にギャアギャア言われたくないだけだ。自分の安全、自分の快適さ、自分の時間、自分の場所は自分で買うよ。しかし、インド亜大陸では人を頭ごなしに怒鳴りつけてはいけない。ちょっと反省した。
 20分ほどのリキシャ移動で、カイラーシュコロニー駅脇のホテルHOME@F37に到着。部屋は薄型テレビやベッド、デスクにイス、テーブルまできちんとしている。日本のちょっと良いビジネスホテルクラスだ。これで朝食付き二人で6000円しないならOKだ。デリー滞在ここが拠点なら楽しく過ごせそうだ。

by salamunagami | 2012-03-14 20:18 | エキゾ旅行

 

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