Shopping at Shin-Okubo
サラーム海上さん、東京のビリヤニ情報ハブになる。
その直後に、文化放送くにまるジャパンのスタッフから、「6月と言えばジューンブライドということで「結婚式」をテーマに料理と音楽を選んでください」とお題をもらいました。
僕の中で、「結婚式」と言えばボリウッド映画だし、そこで出てくる豪華な手間のかかる料理と言うことで、羊のビリヤニ、しかもムスリムスタイルを作ろう。そこで、立教大学の帰り道に新大久保や池袋のハラルフード店に行くことにしました。
火曜日の午後、立教大学からの帰り道、村山先生とともに新大久保駅に降りると、ホームの目の前にトルコ航空がマンチェスターユナイテッドと提携したポスターを発見! トルコ航空儲かってるなあ。
駅を出て左前方のマツモトキヨシを右折するとハングル文字の間にハラルフードの看板が並ぶ。その中でやはりtwitter上でマサラワーラーの武田さんに紹介いただいたお店「グリーンナスコ」を訪れたら、夕方にもかかわらずお店のシャッターが閉まっていた。なんだよ、休みかよ! 仕方ないので二軒前の別のハラルフード店に入り、バスマティライス5kgと骨付きマトン1kgをゲット。サリーを着たおばちゃんがやたらと押してくるんだけど、「Mein kabhi kabhi Bhaarat jaataa huun.(僕時々インドに行ってるから)」とヒンディーで言うと、おばちゃんも納得してくれたらしく、それ以上の押し売りは止んだ。
生の青唐辛子やライムを買うため、グリーンナスコの前の八百屋に向かうと、グリーンナスコはシャッターが開いていた。ちょうどお祈りの時間だったらしい。店のマネージャーはケララ出身の若者で全身白衣でヒゲのハードコアなムスリマンだった。あの姿ではアメリカとか絶対入国出来なさそうだ。
買い物をすませ、グリーンナスコの隣のトルコ人経営のドネルケバブ屋で、美味そうなニオイを放っているドネルケバブサンドイッチを食べる。トルコ語で「羊を一つ下さい」と頼むと、お店の兄貴に「羊一頭はあげられない」と笑われた。「羊のサンドイッチ一つ下さい」と言うべきだったようだ。よく晴れて湿度の低い午後、街頭で食べるドネルケバブは最高。お店の兄貴に「ビールないの?」と聞くと、「あるわけないだろ!」と笑われた。通りの奥にはモスクもあるようだ。
この日、買い込んだ食材。
ビリヤニ調理編に続きます。
by salamunagami | 2011-06-02 16:02 | エキゾな日常