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Maroc 21, Hammam & Argan Oil Massage

Maroc 21, Hammam & Argan Oil Massage_c0008520_613432.jpg朝起きると全身が筋肉痛。さすがに3週間も移動を続けてきたのと、毎日、日本の生活では考えられないくらい歩き回っているから身体にたまった疲れが抜けないのだ。20代の頃のようなハードな旅はしているつもりはないし、普段からこのために身体を鍛えているのに、ダメダメだなあ。妻も同じ症状なので、今日はのんびりしようということになる。
朝飯を9時過ぎに取ると、9時半くらいになってサロンが一番混み合った。なんだ僕達は普段からだいぶ早く朝食を取っていたのか。

Maroc 21, Hammam & Argan Oil Massage_c0008520_6141854.jpg午前中は日記を書き、昨夜買ったグナワのCD40枚ほどの包装ビニール袋をはがし、CDケースを捨てる。グナワのCDは正規盤すらCDRで、ジャケットの印刷物は4割近くが端が悪意ある程折れ曲がっていたり、破けていたりする。「ジャケットなんて意味ないよ、CDだってリッピングして聞くんだから、CDRだろうがなんだろうが関係ないだろ!」という制作者からの心意気が伝わってくる。買ったうち一枚はシールドされていたのに中身のCDが入っていなかった。これで二回目だ。約250枚CDを買って、そのうちの二枚が中身無しだったので、モロッコ盤は1%弱がこういう仕様になっているということだ。

Maroc 21, Hammam & Argan Oil Massage_c0008520_6171041.jpg12時過ぎに下に降り、オーナー夫妻に、身体が疲れたと告げると、ハマムに行って、それからマッサージベルベルという店に行くと良いと勧められる。マッサージベルベルは妻が先日、内容と値段を確かめに行って、ちょうどマッサージにかかろうかと思っていたので、その提案を受け入れる。
まずはCD屋に行き、中身無しCDを交換してもらう。もちろんすぐに交換してくれた。次は妻が夕食にと考えていたイタリア料理店を探すが、またまた見つからない。月曜休みだったのかもしれない。仕方ないのでムーレイ・イドリス・ハッサン広場近くのサンドイッチ屋台に行くが、これまたハズレの屋台で買ってしまい、全然美味くなかった。目の前のカフェ・ド・フランスで一休みし、宿に戻る。

Maroc 21, Hammam & Argan Oil Massage_c0008520_6153717.jpg垢すり用のグラブとサボン・ノワールというモロッコ独特の天然石けんを買い、足下はクロックスに履き替え、財布も宿に置き、先日行った庶民派ハマムを再訪。今度はマッサージも垢すりも要らないというと、なんと10ディラハム、100円だった。日本だって銭湯は450円だから、モロッコは100円くらいだよね。あとで妻に聞くと、200円とぼられたとのこと。月曜の昼間からハマムにいるのはオッサンばかり。先日よりゆったり場所を使えた。一人で床に横になり、汗がじと〜っと出てくるまで待ち、自分で垢すりをし、今度は座って出来るヨーガを一人20分ほど行う。周りのオッサン達に好奇の目で見られた。もちろん床が滑るので太陽礼拝なんてのは出来ないけど。

Maroc 21, Hammam & Argan Oil Massage_c0008520_6175624.jpg4時前に宿に戻り、今度は5時に宿の番頭ハキムに連れられ、マッサージベルベルに。二時間のアルガンオイルマッサージが350ディラハム=3500円。妻とともに個室に案内され、服を着替えさせられ、まずは乾燥薔薇を入れた足湯。そのまま足裏のマッサージ、そして寝台に横になり、アルガンオイルをたっぷり使ったリンパ腺系のゆるいマッサージが続く。スネの裏側をゆるゆるマッサージされ、僕はいつの間にかいびきをかいて寝てしまったらしい。そのまま背中、両手、肩、頭、そしてひっくり返され、両足、両手、お腹、胸、首と丁寧にもみほぐすされ、あっという間に二時間が経っていた。バリ島のリンパ系マッサージ、シンガポールの足裏、タイマッサージ、インドのアーユルヴェーダ等と比べても二時間3500円ならお得な内容だ。トルコのハマムに行って、オッサンに無理矢理ゴリゴリ身体をひねられ、「どうだ、最高だろ?」と強制され、7000円くらい取られることを思えば、モロッコでこの内容はえらい!
Maroc 21, Hammam & Argan Oil Massage_c0008520_6183155.jpgマッサージベルベルを出ると、もう夜7時過ぎ。メイン通りにはカタツムリスープの屋台が出ていて、女性ばかりが集まっている。もうすぐモロッコの旅も終わる。ここらでカタツムリ行っておく? カタツムリの身はフランスのものと比べると小さくて、泥臭いが、クローブと胡椒が強烈に効いたカタツムリの出汁のスープは身体がとても温まる。疲れた胃袋をカバーしてくれそうだ。
今夜は写真のバックアップと原稿書きのための資料ダウンロードのため、wifiが強い一階の暖炉で作業中。
明日はバスと電車を乗り継いでの長時間移動だ。

by salamunagami | 2011-01-18 06:19 | エキゾ旅行  

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