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Maroc 08, Fatima's Cooking Lesson

Maroc 08, Fatima\'s Cooking Lesson_c0008520_3474451.jpgゆっくりの朝食を取り、10時前からファティマおばちゃんとヴァンサンの料理教室開始。今日作る料理は、南仏のトマトスープ、モロッコのニンジンサラダ、ビーツサラダ、鶏肉と干しイチジクのタジン、オレンジのタルト。まずは作る料理の材料をキッチンの一カ所に並べるところから始まる。

Maroc 08, Fatima\'s Cooking Lesson_c0008520_3482371.jpg僕はヴァンサンとともにトマトスープからスタート。タマネギをオリーブ油で炒め、ざく切りのトマトやタイム、ひたひたの水で圧力鍋にかける。ファティマおばちゃんはタジン用の干しイチジクの戻し方から。次はオレンジのタルトのための生地作り。ヴァンサンはさすがフランス人、お菓子を作るための小麦粉の量も大さじだけで見当を付けてしまう。
Maroc 08, Fatima\'s Cooking Lesson_c0008520_42529.jpgファティマおばちゃんは更に別の圧力鍋を用意し、切り分けた鶏肉とターメリック、シナモン、胡椒、ジンジャーパウダー、クノールチキンスープ、塩、オリーブ油、タマネギ、ニンニク、水、サフランを入れ、一束のコリアンダーとパセリを束ねて、上に載せ、30分火にかける。その間にニンジンをやはり圧力鍋でくたくたにまるまで茹で、パセリとコリアンダーのみじん切り、ニンニク、クミン、シナモン、トマトペースト、レモン汁、オリーブ油、手ですり合わせ香りを出したタイムを混ぜてペースト状にし、ニンジンと和える。
オレンジのタルトの具は卵と砂糖、溶かしバターに大量のオレンジ生しぼりジュースと、やはり大量のオレンジの皮のすり下ろし。200度のオーブンで30分。

Maroc 08, Fatima\'s Cooking Lesson_c0008520_3485147.jpgタジンは鶏肉と戻した干しイチジクを最後にタジン鍋の上で和え、軽く火を通してなじませて出来上がり。ほとんどの調理は圧力鍋を使っていた。12時過ぎに全ての用意が終わり一休み。午後1時にファティマ、ファティマザーラ、ヴァンサンとクリストフと僕達でランチ。ヴァンサン達は「ファティマの料理教室」をリヤドの売りの一つにしたいと思っていたらしく、それがこういう形で叶ったと喜んでいた。

Maroc 08, Fatima\'s Cooking Lesson_c0008520_3492257.jpg二人に宿を開くまでの経緯を聞いた。ヴァンサンは以前からモロッコを愛していて、パートナーのクリストフとリヤドを開くことを思いついた。最初はモロッコの南部を探していたが、空港からのアクセスが悪いので、空港から近い場所を選ぶことにした。マラケシュも候補にしていたが、リヤドの過当競争が起きているので、まだそれほど開けていなかったフェズに三年前このリヤドを開いた。数百年も前の建物なので、改装は全面的に行わざるを得なかった。始めて三年、Tripadvisorなどで評価され、イタリア〜フェズ間の直行便、三ヶ月ほど前からモンペリエ〜フェズ間の直行便も飛ぶようになり、お客が増えてきたとのことだ。

Maroc 08, Fatima\'s Cooking Lesson_c0008520_3503845.jpg僕達もTripadvisorでこの宿を見つけて、ネットで予約した。四泊のつもりだったが、フェズの町の魅力、宿のあまりの居心地の良さ、そしてクリストフとヴァンサンとファティマおばちゃんの人柄に惹かれ、つい一泊延ばして滞在することにした。

Maroc 08, Fatima\'s Cooking Lesson_c0008520_3495392.jpgワールド音楽好きならフェズ・レコードことFassiphoneというレーベルをご存じかもしれない。パリのバルベスに支店を持つモロッコ音楽の専門レーベルで、ジャラルという人気歌手が所属している。Fassiphoneという名前のとおり、本社はフェズにあるので、CDに載っている住所にタクシーに乗って訪ねてみた。すると単なる工場街の一角にファシフォンがあり、入り口のアニキに話を聞くと、ここは工場だけで、お店はメディナの中にあると言う。ガクッ! 電話で住所を聞いた時にそういうことは言ってくれよ! 乗り合いタクシーに乗り、町の南側のメディナの入り口バブ・ラシフまで戻り、シネマ・アマルの並びにファシフォンの本店を見つける。と言ってもおんぼろの店で、何も特別な店じゃない。とりあえずジャラルやフナイールの新譜など、十数枚だけ買う。そのままメディナの中を歩き、何度も迷いながら大通りタラー・ケビーラまで戻り、6時半に宿にたどり着く。足は疲れたが、とてもじゃないが腹は減ってない。部屋は照明は暗く、オイルヒーターは入れているが、それでも寒い。冬以外だったらこの宿本当に最高なのに。時々切れるネットの回線に苦しめられながら、今日締め切りの原稿を書き上げる。

by salamunagami | 2011-01-06 03:51 | エキゾ旅行

 

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