imac内の写真が4万枚を越えてからiphotoがどうにも重くなり、評判の良いmac版のpicasaを使ってみた。最初に立ち上げると、写真の整理だけでなく、ハードディスク内に入っている全てのイメージファイルを勝手にスキャンし始め、自動的に人の顔の認識作業が始まり、終了するまで30時間以上もかかった。そしてオレのimac内には約51,000の人間の顔写真があることが判明した。その中にはもちろんオレ自身や妻や親しい友人や家族の写真もあるが、インドのオールドデリーの道ばたで寝ているオッチャンやラサのチベット仏教僧、テヘランの高層ビルに描かれたホメイニの肖像画、アラビックポップCDのジャケ写真のセクシーアイドルのピンナップまで無差別に含まれている。確かにpicasaは所作がiphotoより軽くて良いが、立ち上げる度に「私に名前を付けて」と訴えてくる「Unnamed People」の扱いにどうしてよいやら.....。