石田昌隆「オルタナティブ・ミュージック」すごいです!
朝起きると、続けて色んな荷物が届く。その中にはカメラマンにして音楽ライターの大先輩、石田昌隆さんの10年ぶりの新刊「オルタナティヴ・ミュージック」(ミュージックマガジン社)も! おお、ついにおめでとうございます! 実は発売記念として石田さんに今週末に僕のラジオに出演していただく予定になっているので、刷り上がりを先に送ってもらえるようお願いしておいたのだ。
届いた本、まだざっと目を通して、数項目を読んだだけだが、一言スゴイ! 石田さんが1986年から2004年まで6×6のカメラで撮影した音楽家の写真から120組をセレクト。後半は、それぞれのアーティストやその写真撮影の顛末や、その時代背景、そして石田さんの考えがたっぷりと書き下ろされている。全400頁強! 石田さんの写真家としての仕事の集大成であると同時に、1986年から2004年までの世界中の注目すべき音楽をジャンルを超えて一望出来る音楽本になっている! 文章が一つ一つの写真のキャプション形式になっているので、どこから読み始めても良いのだが、やはり時系列でゆっくり時間をかけて読みたい!
CDが売れない時代と言われて早10年、世の中にはCDよりも面白いものが増えていて、CDを買うこと自体がキャッチーで魅力的な行為ではなくなったと言うことなんだろうが、こうした本を読んだり(オレの場合は旅をしたり)すると、世界にはまたまだ聞くべき音楽が沢山あると改めて思い知らされる。
オレのような音楽業界の人間はむろん必読だが、「最近新しいCDを買ってないなあ、昔はあれほど買ったのに」と言う人にも是非オススメしたい本だ。
ちなみに登場アーティストはセルジュ・ゲンズブール、アスワド、オーガスタス・パブロ、ニック・ケイヴ、ロバート・スミス、ボノ、ヌスラット・ファテ・アリー・ハーン、イギー・ポップ、ニルヴァーナ、ジョー・ストラマー、アイス・キューブ、ビョーク、ボビー・ギレズビー、ブリクサ・バーゲルト、ランDMC、ラモーンズ、ジュリアン・コープ、ジェームス・ブラウン、フェラ・クティ、ユッスー・ンドゥール、オアシス、メアリーJブライジ、ロニ・サイズ、Uロイ、タラフ・ドゥ・ハイドゥークス、ギター・ウルフ、ギル・スコット・ヘロン、ローリン・ヒル、マッシヴ・アタック、エイフェックス・ツイン、エイジアン・ダブ・ファウンデーション、ルイ・ヴェガ、ラシッド・タハ、ケミカル・ブラザーズ、アルタンら、全120組。この並びを見たらわかるとおり、80年代ニューウェイヴやレゲエ世代、ワールドミュージックおやじ、そしてフジロック世代までを繋げる内容です。一つ、二つでもピンと来た名前、昔好きだった名前がある方は手にとって間違いありませんよ。
今夜は和光大学の授業があるので、色々と用意しなければならないのに、興奮して一気に書いてしまった!
オルタナティヴ・ミュージック
by salamunagami | 2009-06-17 13:00 | エキゾな日常

