カテゴリ:エキゾな日常( 251 )

 

Music consists of the World, The World consists of Music

c0008520_12122221.jpg
ゴールデンウィークは比較的のんびりしてる。この数日やったことを忘れてしまいそうなので防備録がわりに。
 写真は4/30青山「月見ル〜」にてNomad Clubにて。オリエント音楽のアラディーンとフラメンコの長尾ゆうたろうバンドを観る。エンジニアは久保田麻琴さん。インド音楽もアラブ音楽もそうだけど、日本人演奏家の演奏力アップが著しい。それとこういうライヴが満員になるのも新しい現象だ。ゆうたろうさんには近日、僕のラジオ番組に出演してもらう予定。
 5/1は午前中から渋谷に出掛け、いつもの英会話レッスン。そういえば今月から和光大学のオープンカレッジでヒンディー語入門を受講することになった。講師は懇意にしている村山和之先生。
 昨夜はアップリンクにて北中正和さん、石田昌隆さんによる「世界は音楽でできている」のトークショー。なんと三時間半も! 石田さんの三十年近い音楽を求める旅の中から出てきた言葉「音楽は世界でできている」とか「チャウセスク革命の間ブカレストの人達が歌い続けていたのはランバダだった」、「CDを聞いてこれはちょっとつまんないかも、でも何か気になる、と思ってしまうような音楽は現地に行くと初めて良さがわかる」、「現地のカセット屋ですごく良いなあと思って買っても、日本に帰って聞くと全然ダメだったりする」(うろ覚えですみません)など、旅の後輩、音楽ライターの後輩として非常に共感できました。
 僕も拙著「エキゾ音楽超特急」で、発展途上国の音楽シーンに与えたエニグマの影響について書いた。エニグマとかランバダって日本にいるとどうしてもバカにしちゃうけど、旅行して、その浸透力を間近に見て、それ以降の現地ポップスの音がガラッと変わるのを聞くと単純にはバカにできなくなる。
 東京で音楽業界人なんてやってると、毎日十枚以上の新作が届いて、それを聞いてるだけであたかもすべての良い音楽を聞いてるような気になりそうだが、僕にとっては、それは完全に錯覚だ。東京の業界人としての視点と、現地の空気を吸って、現地の食べ物を食べて、現地の音楽を聞く疑似現地人の視点、その両方を秤にかけながら常に自分の立ち位置を更新していかないと。
 たとえば最近のボリウッド音楽。今年はまだ大ヒット作が出ていないため、外から見ると今年は単純に外れ年のように思えてしまい、なかなか手が伸びない。だがインドに行き、ホテルの部屋で朝から一日中MTVインディア漬けになれば、二〜三曲は最新の名曲が自然と見つかるのだ。まあその二〜三曲も日本に持って帰って聞くとまったくアウトだったりもするんだけど、東京にいるだけでは、その二〜三曲を聞くに至るサジェスチョンも存在しない。そのサジェスチョンこそが重要で、大枚はたいてでも手に入れたいのだ。
 さて、今日はこれからROMZのCOMA.Aとそのオカアチャン取材。明日は北中さんを迎えてのラジオ録音。
[PR]

by salamunagami | 2007-05-02 11:56 | エキゾな日常