人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Sun 9.30 Sufi Studies @Wako Univ.

ただ今、代々木公園ではナマステインディアが行われていますね。今夜は僕は地中海ヴァカンスです。そして明日の午後は和光大学ぱいでぃあにて、恒例となりつつあるスーフィー研究会に参加します。すでに30人くらい予約で埋まっているようですが、当日飛び込み参加も歓迎です。先日デリーから戻ったばかりの新進気鋭研究者・余越弘康君の映像は見逃せません!

30th/Sept 和光大学総合文化研究所:聖者の宮廷音楽考:
南アジア的イスラームのイメージを求めて 2

本会は、和光大学総合文化研究所におけるプロジェクト「中央アジア諸民族の文化諸相に関する動態的研究」(2005-06)により実施された、2006年度現地調査報告を母体とした公開研究会です。
今回は、「インドにおけるイスラーム集団歌謡カウワーリーの現状」と題したトピックです。ヌスラット・ファテ・アリー・ハーンに代表されるカウワーリーの発信地はみなパキスタンでした。パキスタンがカウワーリーの本場であると思い込み勝ちです。ところが、インドこそカウワーリーの発祥地として、パキスタンとは異なったスタイルの伝統が今もなお脈々と息づいているのです。確かに、パキスタンに比べれば地味に映ってしまう事は必至ですが、ウルドゥー語やペルシア語の荘厳な響きもまたよいものです。デリー、パーニーパト、アジュメールで取材した映像と収集した資料を紹介することで、インド的なカウワーリーの現場に、一緒に踏み込んでみたいと考えております。
  参会は、原則としてこの分野に興味をお持ちの方、純粋にカウワーリーを現地目線で楽しみたい方などどなたでも歓迎致します。宗教集会や商品販売を目的とした会ではありませんが、情報交換は自由です。この機会に興味の在るところや疑問点を共に話しあってみませんか?

日 時 :2007年9月30日(日曜) 開場13:30 / 開会 14:00、 閉会 18:00ころ
場 所 :和光大学ぱいでいあビル5F(A+B教室) 
(小田急線鶴川駅下車、改札出て右へ、ロータリー正面マルエツ隣)
構 成 :第一部 14:00 / 14:50 
基調報告「インドにおけるカウワーリー」 村山和之(和光大学)    
  第二部 15:00(途中休憩あり)
映像検証  進行:村山和之
インドにおけるカウワーリー記録映像集
ブー・アリー・カランダル廟(パーニーパト)、ニザームッディーン廟(デリー) ガリーブ・ナワーズ廟(アジュメール)+α
映像提示予定者  村山和之、サラーム海上、余越弘康
* 全プログラム終了後、開場にて小懇親会の予定。あわせてご参加ください。

参加方法:参加人数をある程度把握したいので、メールにて前日までに参加意思をお伝え下さい。
件名は「930イトワール」とし、murayama@wako.ac.jpまで、氏名、所属、人数、電話(携帯)番号、メッセージ等を明記して下さい。本トピックで紹介したい映像・資料がありましたら事前にお申し出下さい。当日の飛び込み参加も可です。懇親会用奉納品歓迎!

主 催 :「中央アジア諸民族の文化諸相に関する動態的研究」プロジェクト
     村山和之 (和光大学表現学部非常勤講師 murayama@wako.ac.jp)  

和光大学総合文化研究所 (044-989-7478)

村山 和之 (むらやま・かずゆき)
1964年生。和光大学兼任講師、オープン・カレッジぱいでいあ「ヒンディー語の世界」講師。専攻は南西アジア文化研究。大学では「アジアの芸能」を担当。パキスタン留学中に諸部族語を学び、以降一貫してバローチスターンを拠点に、宗教、芸能、言語文化を追究している。スーフィー音楽では、カッワリーとよばれる南アジアの集団歌謡に注目しており、最新調査でもカッワーリーを扱っている。共著に『現代パキスタン分析』(2002 岩波書店)、サラーム海上氏監修のCD『クラブ・ボリウッド』(2005 ソニー)ではヒンディー語歌詞の対訳を担当する。

by salamunagami | 2007-09-29 13:25 | エキゾ講演&トーク  

<< Brahim the Moro... O-Ex Radio vol.... >>