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インド本初稿脱稿! それでも忙しい!

インド本初稿脱稿! それでも忙しい!_c0008520_11303719.jpgついにやっと、04年9月からとりかかっていた二冊目の単行本仮題「プラネットインディア」の初稿が全て書き終わりました。文字数で176,000文字、100枚以上の写真も、既存のCDジャケ写と一枚のアーティスト写真を除いて残り全て僕とゆりこの撮ったオリジナルです。「エキゾ音楽超特急」の時には原稿の長さが決まっていたので書けなかったこと、要は「エキゾ音楽を求める取材旅行」をインド音楽だけに絞った本です。お疲れ様!と言いたいけど、これから先は、荒い原稿をどれだけ読みやすい形に直していくか、不必要な部分を削って、説明不足と思われる部分を足していく編集作業です。編集担当は最近注目の音楽関係の書籍の多くに携わっている気鋭編集者、須川善行さん。書いてる方としては、果たしてこれでいいんだか? 読者がおもしろがってくれるのだろうか?と常に無用な心配をしながら書いているため、判断が鈍い部分がかなりあるのではと思いますが、そういう部分のジャッジを彼がどう攻めてくるか、ハードルは高そうですが、楽しくもあります。刊行はいつになるだろう? U-Zhaan、ザキール、ミディヴァルの二人、ハミッド、(彼らはここ見てないけど)もうちょっと待って!

インド本初稿脱稿! それでも忙しい!_c0008520_1131395.jpg そして先週からの仕事を幾つかアップ。写真は先週木曜に取材した琉球アンダーグラウンド。沖縄在住のキースには何度も会っていたけど、左のアメリカ在住のジョンには初対面。もうインタビューは4度目なので、新作についてだけ話を聞く。昨日は写真を取り損なったけどアラヤヴィジャナのヨシダダイキチさんと山川冬樹さんを取材。僕は最初からセーブしてもらったけど、先週行ったある雑誌のインタビューではインド帰りのヨシダさんがいつも以上に暴走したらしく、三万字を超えるインタビューになってしまったよう。ライター泣かせと言われるヨシダさんだけど、僕の知っている限り、日本の音楽家でヨシダさん、それに久保田麻琴さんほど面白い話をする音楽家っていないけどね。
6/25のアラヤヴィジャナ・三作目リリースパーティー@青山CAYには僕もDJとして出演するのだが、青山CAYの森川さんが、「当日サラームカレーを売りたい」と言いだし、カレーにはウルサイ(というかカレー不信に近い)オレは、直接出向いて味を確認することに。偉そうなこと書いてるけどオレはカレーにはウルサイよ。ダテにインドに毎年一月間行ってないよ。食えるカレーと食えないカレーがあるよ。東京の多くの北インド料理屋がランチで出すような無自覚なカレーを「サラームカレー」として売るのはイヤだからね。CAYでは森川さんに紹介されたシェフの脇真美子さんと打ち合わせ。すると脇さんは南インド料理の第一人者渡辺玲さんの料理講座にも行き、僕のブロスのインド特集なども読んでくれていて、チェンナイとコチンで料理を食べ歩いたという強者だった。それなら話が早い! 出されたカレーもコチン名物クリーミーな甘口ポルトガル系エビカレーとタンドーリチキンをそのままカレーにしたカリ〜番長の得意な鶏カレーだった。これなら満足。まだ時間はあるので、後者は別のカレーにして僕がレシピに口出しすることになった。心配は無用に終わった。まだまだ先の話ですが、6/25、アラヤヴィジャナのパーティーでは「サラーム南印カレー」をお忘れなく。
今週の仕事はアラヤヴィジャナ記事、「ベリー・ベリー・ダンス3」ライナー、Duoudライナー、明日はアップリンクでインド最高峰のタブラ奏者アニンド・チャタルジーとU-Zhaanのタブラ公開レッスン司会、「クラブ・ボリウッド」のマスタリング立ち会い等です! 忙しいけど、楽しい仕事ばかりで感謝です!

by salamunagami | 2006-04-04 11:30 | エキゾ講演&トーク  

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