Work of Nez
(昨日の続き)よろずエキゾ風物ライターなどと名乗っていると、不思議な仕事をしている人や注目すべき人物にしばしば会う。今日は和光大学ぱいでいあの講座で親しくなったアロマのソムリエ、ホリスティック・コーチの立野BUN博一さんにオリジナルの香水を作ってもらった。オレはこの10年ほどBoucheronというブランドのJaipurというオー・ド・パルファンを使っているが、これがどうも人気がないらしく、日本では売ってないし、海外で見つけてもオー・ド・トワレだったりする。ちょっと前までシンガポールのムスタファ・センターに在庫が残っていたが、いつの間にかなくなってしまった。オレの手元にはまだ1.5本あるのだが、なくなるのは時間の問題だし、10年以上使っているので、そろそろ別のものが欲しいなと思っていた。そんな折、先日のダキニナイト会場でBUNさんに会ったので、聞いてみると、是非、サラームさんのオリジナル香水を作りましょう!と言われ、これは良い機会と今日の日程を予約したのだ。
香水を作ってもらうなんてのはもちろん生まれて初めての経験だが、重要なことは料理と同じで、イメージがきちんとフォーカス出来ていることではないかと思い、前もって、Boucheron Jaipur、そしてHermessenceのPoivre Samarkhand、Ambre Narghileなど、好きな香水を伝えておいた。そして、西武柳沢のBUNさんのオフィスを訪ね、100種類を越すエッセンシャルオイルの中から基本的な方向性を定め、調合していく。Gulf of Flowersをトップノートに、AmbreとSandal Wood, Cider Woodをベース、そこにPineやPachori, White Rose, Clove, Ylang Ylangを一滴ずつ加える。一滴加えるごとに香りが女性的になったり、男性的に戻ったり、非常に複雑だ。しかも100%ナチュラルのエッセンシャルオイルを使って作るのだから、かなり贅沢な物が出来る。途中方向性が定まった段階で無水アルコールで希釈して、更に微調整を繰り返し、出来上がったのはJaipurを華やかにしたようなブツ! 名付けて「サラームの家 Dar El Salam」! だが、これで完成したわけではなくこれから二週間くらい攪拌していくうちに香りがどんどん熟成していくらしい。その段階で再調整もしていただけるとのことだ。
一連の作業で1時間半。これはなかなか得難い経験だった。スパイスを駆使して作る料理のような、錬金術のような...。
立野BUN博一さんが主宰するUNFOLDのサイト
by salamunagami | 2009-03-10 15:03 | エキゾな日常

